閑さや…のお話


「喧しい」と書いて「かまびすしい」と読みます。
私の自宅周辺や通勤路には緑が多く、桜やプラタナス等、結構背の高い樹木もたくさんあります。
夏のこの時期は朝早くから蝉の大合唱が始まります。
この蝉の鳴き声を「喧しい」と表現しようと思ったのですが、その意味を調べて間違いに気づきました。
「喧しい」とは、うるさくて不快という意味。
蝉たちの鳴き声は確かに大音量ではありますが、決して不快ではありません。
むしろ、夏らしさを感じさせてくれ、聞き入っていると一時暑さを忘れさせてくれる清涼剤のようでもあります。
『閑さや岩にしみいる蝉の声』
芭蕉の句を思い返しながら、いただく煎茶はまた格別です。

ということで今日のおすすめのお茶は…
【煎茶 清風】70g 1,080円(税込)
爽やかな香り、すっきりとした旨みと鼻にぬける苦みのバランスが絶妙です。
https://ujikoen.co.jp/item5004/

*お買い求めは宇治香園大阪心斎橋店店頭、または宇治香園のオンラインショップでどうぞ。