今さらながら宇治のお話


前回は鹿児島と静岡のお話でしたので、今回は宇治のお話を…。
日本茶と言えば宇治茶をまず思い浮かべる方も多いのでは。
生産高でいえば第5位の京都ですが宇治茶というブランドが絶対的な地位を
保っている理由はその歴史にあります。
宇治茶栽培の始まりは13世紀初めといわれ、土質、地形等自然条件に恵まれていたことから、
急速に栽培が拡大し京都の栂ノ尾と並び第一の産地と呼ばれるようになりました。
さらに、江戸時代中期になると、蒸した茶の新芽を焙炉の上で揉み乾燥させる、
画期的な「宇治製法」が生み出され、全国の産地に広まりました。
この製法は現在も日本茶製法の主流となっています。
ということで、宇治はその発祥でも、製法の面でも、日本茶の故郷、原点と呼べる存在です。
また、「茶の湯」や「お茶壺道中」など文化や風俗と結びついた側面も見逃せません。
ちょっと硬いお話になってしまいましたね。
宇治茶のお話の続きはまた次回に譲るとして、宇治の新茶を紹介したいと思います。

というわけで、今日のおすすめのお茶は…
【宇治新茶】60g 1,620円(税込)
みずみずしく上品な味わいは、宇治茶ならでは。
季節のご挨拶に、ご自宅用に。
https://ujikoen.co.jp/item5227/

お買い求めは宇治香園大阪心斎橋店店頭、または宇治香園のオンラインショップでどうぞ。