お茶の品種のお話

お米に「コシヒカリ」や「あきたこまち」という品種が
あるように、日本茶にも品種があるのを知っていますか?
現在は100種類以上の品種があり、もちろんそれぞれに味や香りに
違いがあり、また玉露に向いた品種や紅茶用の品種など様々です。
ほとんどの品種は「おくみどり」「さえみどり」「あさつゆ」など
平仮名の名前が多いのですが、一部、漢字を使った品種名もあります。
その中で、日本で一番たくさん作られているのは「やぶきた」
という品種です。
総栽培面積の約8割が「やぶきた」だそうです。
病害虫や気候の変化に強いというのが一番の特徴で、
もちろん安定した収穫や品質も選ばれる大きな理由です。
お茶を生産する茶農家さんは苗木から育てて約30年くらいは
その畑を維持しなければならないので、
「丈夫で育てやすい」というのが一番大事なようです。
お茶を買われるとき、煎茶や玉露という茶種で選んだり、
価格で選ばれることが多いと思いますが、
たまには品種で選んでみるのも、お茶の愉しみ方一つとして
「あり」かも知れませんね。

というわけで、今日のおすすめのお茶は…
【深むし煎茶 ゆたかみどり】 70g 1,188円(税込)
濃厚な味わいを持つ品種「ゆたかみどり」の茶葉を長時間蒸すことで、
さらに深いコクをひきだしました。
鮮やかな濃緑色と渋みを抑えたまろやかな味わいです。

「ゆたかみどり」は10月末で販売を終了いたしました。